根入れ深さ測定の紹介

根入れ深さ測定とは

根入れ深さ測定とは、測定装置(NST-2)を使って、ガードレール支柱などの根入れ深さ(埋設部長さ)を測定することです。
・支柱を引き抜くことなく根入れ深さが測定できる。
・支柱の塗装を剥がすことなく測定が可能。

NST-2とは

NST-2は、SWR株式会社と日進工業株式会社が共同で開発した、測定装置です。
超音波を用いて目に見えない埋設部分の根入れ深さを測定します。
新技術としてNETISに登録済みです。
登録番号:KT-060039-A
※NETIS=国土交通省の新技術提供システム

測定対象

鋼管製パイプの長さを測定します。
・ガードレール支柱の根入れ深さ
・防護柵支柱などの根入れ深さ
・道路標識柱などの根入れ深さ
2008年4月までに約20,000本の測定実績があります。

測定原理

・超音波センサから超音波(表面SH波)を送信
・支柱端面で反射した超音波をセンサで受信
・センサから支柱端面までの往復時間から距離を算出
・地上部長さ(H)を入力し、支柱全長を算出

L = (V × T / 2) – A
センサ位置: A(m)
根入れ深さ: L(m)
発振~受信時間: T(Sec)
超 音波伝搬速度: V(m/Sec)
全長= H + L
地上部長さ: H(m)